About
企業情報
信頼の証。
それは、自動車部品試作
50年の歴史。
岩井工業の興り
私たちの物語は1963年、創業者・岩井正行が握る一本のハンマーから始まりました。
彼は、その打撃音と手に伝わる感覚で鉄の限界を知り、「金属と対話した」と言います。
1960年代、その卓越した技術が認められ、私たちは国内大手自動車メーカーとの試作品開発という新たな挑戦の舞台へ。それは、図面だけでは解けない課題に、素材の声を聞きながら挑む日々の幕開けでした。
1980年代には、誰もが不可能だと言った米国向け自動車のマフラーを0.2mmの精度で完成させ、その技術力を証明。この成功を機に、二輪・四輪問わず、最も困難な部品開発の依頼がいただけるようになります。
2000年代以降も、創業者の「耳と手」を最新の設備と独自の治具開発で増幅させ、その哲学を組織の力へと昇華させてきました。
時代は変わっても、私たちの原点は変わりません。金属の声を聞き、お客様の想いを形にする。
ハンマーの音から始まった鼓動は、今も未来のものづくりを支えていきます。
代表取締役 小山幹雄
私たちの指針
WAKUWAKU ─感動の探求
自らがまず、心からワクワクすること。
お客様の、そして自分たちの知的好奇心を刺激し、新たな価値を生み出す原動力とします。
SOLUTION ─未来の創造
現状の解決に留まらず、まだ見ぬ未来のスタンダードを創造すること。
お客様のビジョンに寄り添い、共にまだ見ぬ答えを創り上げます。
SOCIAL GOOD ─永続性への貢献
使い捨ての文化に抗い、世代を超えて受け継がれる価値を創造すること。
企業として存続し、社会に貢献し続けることこそ、私たちの最大の責任です。
私たちが選ばれる
3つの理由
不可能を可能にする、探求力
私たちは、困難な課題ほど情熱を燃やす技術者集団です。
お客様の「こんなことはできないか」という野心的なアイデアは、私たちにとって最高の挑戦です。
自動車産業の最前線で培った精密加工技術と飽くなき探求心で、
まだ誰も見たことのない形状、未知なる機能性を現実のものとします。
お客様のビジョンを実現する、最強のパートナーでありたい。それが私たちの願いです。
手と、機械と、魂と
最新のデジタル制御技術と、長年の経験に裏打ちされた職人の手技。
私たちは、その両方を極めることで、機械だけでは到達できない領域の品質を生み出します。
0.01ミリの精度を追求する冷徹な目と、素材の声を聴き分ける温かな指先。
その融合から生まれるのは、工業製品の域を超えた、魂の宿るクラフトです。
圧倒的な精度と、人の手の温もり。その両方を、私たちの製品は内包しています。
一瞬ではなく、一生の価値を
私たちが創るのは、消費されるモノではなく、お客様の人生の一部となる「価値」です。
過酷な環境下で安全を支える部品も、日々の暮らしに彩りを添える一杯のグラスも、
その役割を長く、確実に果たし続けること。
それは、素材への敬意であり、お客様への約束です。
使い捨ての時代だからこそ、私たちは世代を超えて受け継がれるほどの、
永続的な品質と美しさを追求し続けます。
ロゴについて
「想いを磨き、輝かせる。」
この企業コンセプトにある「想い」とは、クライアントにとどまらず、自社の金属技師たちの想いも含んでいる。 創業は一振りの板金ハンマーから始まった。以来、岩井工業が培ってきた技術は、それぞれの想いを磨き上げ、未来を明るく輝かせてきた。 その姿勢を具現化したのが、このロゴマークである。板金ハンマーをループ状に配置することで、創業時の想いが未来へとつながり続けていく願いを表現している。
会社概要
- 会社名
- 岩井工業株式会社
- 所在地
- 埼玉県春日部市南栄町11-20
- 電話番号
- 048-754-7638
- FAX番号
- 048-761-1540
- 代表者
- 代表取締役 小山幹雄
- 設立年月日
- 1978年7月1日
- 従業員数
- 10名
- 業務内容
-
- 精密金属部品製作(チタン、アルミ、ステンレス、鉄加工)
- 国内外有力メーカーの4輪、2輪 試作部品製作実績45年以上
- 金型設計 製作
- 冶具設計 製作
- レーザー溶接、レーザーカット
- プレス
- 精密溶接 組み上げ
- 金属商品の開発・販売
- 主要取引先
- 三恵技研工業株式会社
- 取引銀行
-
足利銀行 越谷支店
武蔵野銀行 春日部支店
デザイナーコメント
多くの企業が自社のバックボーンを言語化することに苦戦する中で、ここまで明確に企業理念を形にされている点に深い敬意を抱きました。 技術や設備といった機能的な強みだけでなく、自社の誇りやクライアントへの真摯な想いを、情緒豊かな言葉で表現されているところに、この企業ならではの強さと独自性を強く感じます。 こうした揺るぎない軸を持たれているからこそ、今後さらに大きな飛躍を遂げ、未来へと価値を広げていかれることを大いに期待しています。
株式会社covs