金属部品製造事業
自動車部品試作で培った、
半世紀の知見と信頼
私たちの原点は、0.01mmの精度が性能と安全を左右する、自動車の排気部品試作の世界です。
50年にわたり、この厳しい要求に応え続けることで磨き上げてきた技術と知識。
それこそが、私たちの揺ぎない誇りであり、お客様への約束です。
About
あなたの想いを磨き、
輝かせる。
Philosophy
私たちは、人々の知的好奇心に、金属という永遠の素材で形を与える
「金属技師※」の集団です。
技術者の描く未来の設計図も、 暮らしを豊かにするささやかな願いも、
私たちの手にかかれば、確かな手触りと輝きを持つ価値へと変わります。
自らが心からワクワクしない限り、人の心を動かすものは作れない。
お客様がまだ言葉にできない課題を見つけ出し、期待を超える答えを提示する。
そして永く愛され、使われ続けるものを作る。
それが、お客様と社会に対する、私たちの約束です。
「技師」という言葉は、単なる作業員ではなく、科学的な知見と長年の経験に裏打ちされた高度な専門家であることを示します。自動車産業で培った揺るぎない技術基盤への誇りと、素材そのものを知り尽くした者だけが到達できる領域があるという自信です。
Shining
Your Story
自らがまず、心からワクワクすること。
お客様の、そして自分たちの知的好奇心を刺激し、新たな価値を生み出す原動力とします。
現状の解決に留まらず、まだ見ぬ未来のスタンダードを創造すること。
お客様のビジョンに寄り添い、共にまだ見ぬ答えを創り上げます。
使い捨ての文化に抗い、世代を超えて受け継がれる価値を創造すること。
企業として存続し、社会に貢献し続けることこそ、私たちの最大の責任です。
私たちは、困難な課題ほど情熱を燃やす技術者集団です。
お客様の「こんなことはできないか」という野心的なアイデアは、私たちにとって最高の挑戦です。自動車産業の最前線で培った精密加工技術と飽くなき探求心で、
まだ誰も見たことのない形状、未知なる機能性を現実のものとします。
お客様のビジョンを実現する、最強のパートナーでありたい。それが私たちの願いです。
最新のデジタル制御技術と、長年の経験に裏打ちされた職人の手技。
私たちは、その両方を極めることで、機械だけでは到達できない領域の品質を生み出します。
0.01ミリの精度を追求する冷徹な目と、素材の声を聴き分ける温かな指先。
その融合から生まれるのは、工業製品の域を超えた、魂の宿るクラフトです。
圧倒的な精度と、人の手の温もり。その両方を、私たちの製品は内包しています。
私たちが創るのは、消費されるモノではなく、お客様の人生の一部となる「価値」です。
過酷な環境下で安全を支える部品も、日々の暮らしに彩りを添える一杯のグラスも、
その役割を長く、確実に果たし続けること。
それは、素材への敬意であり、お客様への約束です。
使い捨ての時代だからこそ、私たちは世代を超えて受け継がれるほどの、
永続的な品質と美しさを追求し続けます。
私たちの物語は1963年、創業者・岩井正行が握る一本のハンマーから始まりました。彼は、その打撃音と手に伝わる感覚で鉄の限界を知り、「金属と対話した」と言います。
1960年代、その卓越した技術が認められ、私たちは国内大手自動車メーカーとの試作品開発という新たな挑戦の舞台へ。それは、図面だけでは解けない課題に、素材の声を聞きながら挑む日々の幕開けでした。
1980年代には、誰もが不可能だと言った米国向け自動車のマフラーを0.2mmの精度で完成させ、その技術力を証明。この成功を機に、二輪・四輪問わず、最も困難な部品開発の依頼がいただけるようになります。
2000年代以降も、創業者の「耳と手」を最新の設備と独自の治具開発で増幅させ、その哲学を組織の力へと昇華させてきました。
時代は変わっても、私たちの原点は変わりません。金属の声を聞き、お客様の想いを形にする。
ハンマーの音から始まった鼓動は、これからも私たちのものづくりを支えていきます。
代表取締役 小山幹雄
この企業コンセプトにある「想い」とは、クライアントにとどまらず、自社の金属技師たちの想いも含んでいる。 創業は一振りの板金ハンマーから始まった。以来、岩井工業が培ってきた技術は、それぞれの想いを磨き上げ、未来を明るく輝かせてきた。 その姿勢を具現化したのが、このロゴマークである。板金ハンマーをループ状に配置することで、創業時の想いが未来へとつながり続けていく願いを表現している。
デザイナーコメント
多くの企業が自社のバックボーンを言語化することに苦戦する中で、ここまで明確に企業理念を形にされている点に深い敬意を抱きました。 技術や設備といった機能的な強みだけでなく、自社の誇りやクライアントへの真摯な想いを、情緒豊かな言葉で表現されているところに、この企業ならではの強さと独自性を強く感じます。 こうした揺るぎない軸を持たれているからこそ、今後さらに大きな飛躍を遂げ、未来へと価値を広げていかれることを大いに期待しています。
株式会社covs